人生100年時代のために ~資格を取る FPを目指す②~
どうも!!
人生100年時代を生き抜くmororoです!!
加速気味の少子高齢化長寿化している日本で
人生をどう幸せに生きていくか考えています。
今回は前回に引き続き
FP(ファイナンシャルプランナー)について書きます!!
前回↓↓
www.mororo-komakitirinchan.work
今回は
について学んでいきたいと思います!!
①FPと倫理
ⅰFPの基本
・ライフデザインとライフプランニング
「一生独身でいたい」「子供は持たない」「子供を私立の学校に通わせたい」「退職後は海外生活したい」など、個人の人生における価値観や生きがいをライフデザインと言います。
このライフデザインに応じて生涯の生活設計(ライフプラン)を立てることをライフプランニングと言います。
・ファイナンシャル・プランニングとファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャル・プランニングとは?
ライフプランを実現すべく、資金計画を立てることを言います。
そしてファイナンシャル・プランニングを行う専門家をファイナンシャル・プランナー(FP)と言います。
・FPの職業的原則
FPは顧客のプランニングのため、顧客のプライベートな情報を正確に把握する必要があります。
そのため顧客の信頼を得ることがもっとも重要になります。
そして、顧客の信頼を得るためにFPが守るべき原則があります。
〇顧客の利益優先
顧客の立場に立って、顧客の利益を優先するようなプランニングを行う
ただし、顧客の知識や判断が誤っていた場合には、それを修正する必要もアリ
〇秘密の保持
顧客から得た個人情報を顧客の許可なく、第三者に漏らしてはいけない
ただし、FPの業務を行うにあたって必要な場合には、顧客の許可を得れば、第三者に伝えてもOK⇒別の専門家に判断を仰ぐ場合など
ⅱファイナンシャル・プランニングと関連法規
FP業務は、保険や税務、法律などさまざまな領域にわたりますが、保険募集人や税理士、弁護士など資格を持った専門家でなければ行うことができない業務があるため注意が必要です。
資格を持たないFPが行ってはならないこと
・弁護士法
個別具体的な法律判断や法律事務を行ってはならない⇒遺言書の作成指導など
・税理士法
個別具体的な税務相談や税務書類の作成は行ってはならない⇒税務相談を受けたり、他人の確定申告書を作成することはできない
投資判断の助言を行ってはならない⇒どの株を何株売買すればよいなどのアドバイス
・保険業法
保険の募集や勧誘をおこなってはならない
ようするに
資格が無ければ、その分野の具体的な説明や判断をしてはならないということ
一般的な解説や仮の事例を用いた説明ならOK
②ライフプランニングの手法
ⅰライフイベントと3大必要資金
結婚、子供の教育、住宅の取得、退職など、人の一生における出来事をライフイベントといい各イベントごとに資金準備が必要になります。
そのライフイベントの中でも
子供の教育、住宅の取得、老後にかかる資金の額が大きいため
教育資金(子供の教育にかかるお金)
住宅取得資金(住宅の取得にかかるお金)
老後資金(老後の生活にかかるお金)
この3つを
3大必要資金といいます!!
ⅱライフプランニングの手法
・ライフプランニングの手順
①顧客の希望や目的、現状を聞く
②①で顧客から収集した情報をもとに現状の問題点を分析する
③②で明らかになった問題点を解決するための対策とプランを立案する
④プランの実行を支援する
・ライフプランニングを行う際に利用するツール
ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートの3つがあります
・ライフイベント表
家族の将来のライフイベントとそれに必要な資金の額を時系列にまとめた表のこと
将来の夢や目標を明確にすることができます
・キャッシュフロー表
ライフイベント表と現在の収支状況にもとづいて、将来の収支状況や貯蓄残高の予想をまとめた表のこと
ライフプランの問題点を明確にすることができます
〇将来の給料、生活費の求め方
変動率は変化の割合のことをいいます
給料であれば昇給率、基本生活費であれば物価上昇率です
n年目の収入額または支出額=現在の金額×(1+変動率)ⁿ
で求めます
例えば
現在の給料収入600万として
変動率1%ととした場合、3年後の給料収入の求め方は
600万円×(1+0.01)³≒618万となるわけです!!
〇その年の貯蓄残高の求め方
前年の貯蓄残高×(1+変動率)±年間収支
で求めます
例えば
現在、貯蓄残高500万で変動率1% 1年後の年間収支は-102万とした場合
500万円×(1+0.01)-102万=403万となるわけです!!
キャッシュフロー表の収入欄には一般的に年収ではなく
可処分所得を記入します
可処分所得とは
・個人バランスシート
一定時点における資産と負債のバランスシートを見るための表です
ⅲ資金計画を立てる際の6つの係数
「現在の金額を複利で運用した場合の一定期間後の金額」や「数年後に一定金額にたっするためには、毎年積み立てるべき金額」などは6つの係数を用いて計算します
①終価係数⇒現在の金額を複利で運用した場合の、一定期間後の金額を求める場合の係数
②原価係数⇒一定期間後に一定金額に達する必要な元本を求める場合に必要な係数
③年金終価係数⇒毎年一定金額を積み立てた場合の、一定期間後の元利合計を求める場合に必要な係数
④減債基金係数⇒一定期間後に一定金額を用意するための、毎年の積立額を計算するための係数
⑤資本回収係数⇒現在の一定金額を一定期間で取り崩した場合の、毎年の受取額を計算するための係数
⑥年間現価係数⇒将来の一定期間にわたって一定額を受け取るために必要な元本を計算するための係数
資金計画を立てる際には以上の6つの係数を用いるようです。
③まとめ
今回はファイナンシャルプランナーとはどのように顧客をライフプランニングしていくか?どのような方法を用いるか?を書き込みました。
最初からいきなり覚えることだらけですが、しっかりと覚えて勉強していきたいと思います。
係数などの計算が用いられていますが、おそらく教材をめくってみるとここくらいではないかと予測します。
計算が苦手なひともここは踏ん張って乗り切りましょう。
参考文献↓↓
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2019-2020年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2019/05/26
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